屋敷に戻ってお嬢ちゃんを部屋のベッドに降ろす。
俺の部屋まで纏わり着いてきてたヒヨがピヨピヨ煩せぇ。
二、三発どついてやるとやっと大人しくなった。
床で伸びてるヒヨを放置してベッドに戻ると、意識が戻ったらしいお嬢ちゃんが怯えた顔して俺を見上げている。
「よォ…お目ざめかぁ?お嬢ちゃん」
「……!」
隣に寝転がるとお嬢ちゃんの体がビクリと跳ねる。その仕種が小動物みてえで笑えた。
「クク…そんな怯えんなよ…まァさっきは手荒にしちまったからしゃあねぇか」
「………」
マットレス越しにお嬢ちゃんがガタガタと震える振動が伝わってくる。
「また気が向いたら可愛がってやるからなァ…楽しみにしてろや」
「……ぇしてくれ…」
「あ?」
「…頼むからっ…帰してくれ…」
あーあー、ついに泣いちまったみてえだ。いきなりケツ掘られて連れ去られたんだからまあ当たり前だわな。
どうせだから軽く脅しとくか。
「逃げようとか思うんじゃねェぞ?そんときゃ足の指切らせてもらうからなァ…二度と歩けなくなるのは御免だろォ?」
「!…うっ…」
ま、今切っといてもいいけどよ。
こんだけビビらせとけば充分かねェ…。
切断は今後の楽しみにしとくか。
「逃げようたってこの屋敷にはサブマシンガン抱えた兄ちゃんらがウヨウヨしてるしな。
ま、とりあえずゆっくり寝とけや…」
俺はあくびをすると目を閉じてお嬢ちゃんの横で眠ることとした。
…お嬢ちゃんの髪はイイ匂いがするなァ。
今夜はいい夢見れそうだぜ。
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