ーこれは悪夢だ、夢であって欲しい…。
いくらそう願っても現実は非情だった。
宙にゆらゆらと揺れる自分の足とそれを押さえつける浅黒い腕ををどこか他人事のように見ている。
「…がぁっ!」
獣のような呻きを上げてキリヲの動きが止まる。
かなりの量を俺のなかに吐き出しているようで熱い精液が奥までしみた。
「まーたやってんのかよー。あきねぇなージジイも」
いつの間にか開いていたドアの向こうからもう一人の処刑人の声がする。
派手なタトゥーが与える凶暴な印象そのままの性質の男だ。
「そいつまだ殺んねぇの?…つまんねーよ」
チャラチャラとチェーンの音が近づいてくる。
キリヲの肩越しにパサついた金髪が見えた。
「なんだァ?ヒヨコの癖に妬いてんのかァ」
キリヲが体を離すと尻の間を温かい液体が伝う。俺はこの感覚が堪らなく嫌いだ。
「ヒャハ!ジジイ中だし好きだよなー?いっつもナマでナカだよなあ!まじキモいんですけどー」
グンジが笑いながらベッドに飛び乗ってくる。
三人の体重を受けスプリングが苦しげな音を立てた。
「うっせーよ。…オラ」
キリヲがグンジの髪を掴むと自分の下半身に引き寄せた。
「ヤって欲しいんだろォ?早くたたせろや」
グンジは俺を見ながらニヤリと笑うと長い舌を伸ばして旨そうにゆっくり舐め上げる。
ついさっきまで俺に入れていたソレを。
…狂ってるとしか思えない。
「おいヒヨ、脱いで尻こっちに向けろ」
「んん」
下着も全部脱ぐとキリヲの顔を跨ぐ恰好でグンジは再びキリヲのモノをくわえる。
俺はグンジの下半身が丸見えになるのが嫌で目を反らした。
「ちゃんと洗って来たんだろなァ」
「んン」
グンジが口に入れたまま返事をする。
「おいお嬢ちゃん、これ見てみろやァ…」
壁の方に身体を向けていたが、キリヲに後頭部をつかまれ無理矢理前を向かされる。
ニヤついたキリヲの上にあったモノをみて俺は思わず息を飲んだ。
「パックリ裂けててマンコみてぇだろ?じっくり拡張してやったからなァ…」
キリヲが指さした先、尻に掘られた黒いタトゥーの下には大きく広がった肉の裂け目があった。
赤く腫れた粘膜がヒクヒクとうごめいている。
自分のソレがどうなってるかなんて見たこともないが、グンジのソレはあきらかに異常だと思った。
どれだけ嬲られればこんな形になってしまうのか…俺は恐怖で目眩がした。
唐突にソコを軽くなぞっていたキリヲが指をヒダの内部に押し込んだ。
「っ!」
グンジの体がビクリと震え、腹に当たるくらい硬く立ち上がったグンジの性器から雫が落ちる。
「こいつは本物の変態でなァ…こっから前立腺を痛てぇくらいに掻き回されるのが大好きでよォ」
「ひっ…」
指を乱暴に抜き差しするとグンジはガクガクと震えながらキリヲの股間に顔を埋めた。
指が出し入れされるたび嫌な水音が部屋に響く。
「ほらこんなに濡れてきやがった。みろよこの指」
俺の目の前でグンジから抜いた指を見せ付ける。
腸液にまみれぬらねらと光る指に俺は嫌悪で吐きそうになった。
「…あ…も…ジジイっ」
荒い息を吐きながらグンジがキリヲのモノに顔を擦りつける。
「何だァ?ヒヨ」
「コレ…挿れろよ…」
「何を?どこに?言ってみろよォ」
「…うしろ…」
「あァ??どこだァ??」
キリヲがグンジの睾丸をキツく握る。
「うっ!……俺のぉ…ココに早くー…」
トシマで初めてみたときとは全く違う、鼻にかかった高い声を出すグンジに俺は衝撃を受けていた。
「テメーの汚ねぇケツマンコにか?」
キリヲにぎゅうぎゅうと睾丸を責められ、苦痛に顔を引き攣らせながらもグンジは必死にキリヲのモノを舌でなぞったり手で扱いたりしている。
「…俺のぉ…汚ねえケツマンコに…チンポ…ハメてくれよぉー」
泣き声に近いグンジの様子にキリヲは満足そうに喉で笑うと俺から手を離し、体を起こした。
グンジの両肩を押さえ付けると背後から覆いかぶさる。
「がっ!ああぁ!!!」
「ハメて欲しかったんだろォ??もっとよがれや!!」
肉と肉のぶつかり合う音に派手な水音、悲鳴と罵声が部屋に響く。
俺はキリヲに目を付けられないのを祈りながら耳を塞ぎ、目を閉じた…。
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